こんにちはきむです!口永良部島はいつの間にか秋の空気に変わりましたね。エアコン付けなくても快適26度です。今日は台風後の片付けと離島の医療についてのお話をします。
血が出てる写真があるので、苦手な方はここでブラウザを閉じましょう!
台風後は道路の片付けから始まり、瓦の修理まで一通りやりました。まさか僕が瓦の修理をするなんて思わなかったですね。
あのぐにゃっと曲がった瓦って突起一つにしても、本当によく考えられて作られています。実際に教えてもらいながらやってみると、パズルを嵌めているみたいで、ついつい夢中になってしまいます。島には大工さんがいるのですが、瓦の上げ下ろしも一人じゃ大変なのでお手伝いです。
勉強になりました!

集落の瓦を直せるだけ直して、とりあえず終了です。台風後は天気が良くて本当に助かりました。
その次の日・・・
午前中は港の仕事をして、午後から集落のゴミを集めて分別する作業をしていました。いつまでも道にゴミを置いておく訳にも行かないので、島の有志でコツコツと作業していると・・・
きむ負傷・・・錆びた鉄を運んでたら手を切っちゃいました(汗
手袋していたけど、バッサリやっちゃいましたねー。そんなに血は出なかったけど、中身が色々と見えていたので少し焦りました!切れちゃいけない所ギリギリだった。

血管が切れてなくて血はポタポタ程度で安心したけど、錆びたノコギリの様な物で切ったので傷口がかなり汚れています・・・急いで診療所で見てもらいました。土曜日はお休みだったのかな?それでも対応してもらえて感謝です!
傷口を洗い流し綿棒で掃除していくのですが、麻酔なしでは限界がありますよねー。流石にゴシゴシされると痛くてプルプル震えていました。
口永良部島には常駐の看護師さんが1名。ドクターは屋久島から週に1回来てくれます。今回はドクターは不在だったので、スマホのテレビ電話でドクターの指示を仰ぎながらの治療です。
ドクターが不在の場合、看護師さんの負担もかなり大きいなぁーと感じました。

ドクター不在のこの状況、麻酔を打って洗浄して縫合する事ができないので、屋久島にある総合病院に行く必要があります。
フェリーを待つとすると・・・この日は9月12日偶数日になるので、屋久島到着は翌日13日の夕方5時。約24時間我慢しなきゃならない。看護師さんのススメもあり、僕は漁船チャーターで屋久島に搬送されました。

街だと病院に行けば1時間ほどで治療が終わるちょっとした怪我だけど、離島の離島だとここまで不便なのかと痛感しました。
もちろん命に関わる様な病気や怪我だとドクターヘリを飛ばし搬送するけど、いつでもヘリが飛べる気象条件では無いですからね。台風など天候不良が予測される場合は、ドクターに滞在して貰えるとお年寄りや持病のある方は安心すると思います。
船に揺られ、病院で綺麗に洗浄してもらい縫合して貰えるもんだと思っていましたが、甘かった・・・整形のドクターが不在で今日は縫合できないと・・・
そして二日後・・・
14日専門の先生に見てもらうと、縫合するなら怪我して6時間以内じゃ無いと駄目だそうです・・・今から手術して10日程入院しますか?って言われちゃいました。じぇじぇじぇwww
塗り薬を渡されて自分で治療してね!って感じで返されましたね。何しに屋久島に行ったのか分からなくなりました。ちょっと悲しいですよね・・・

屋久島では彼女にお世話になりました。いきなり電話してビックリさせちゃったかな?ごめんね!病院まで来てくれてありがとう!くーちゃんの顔見た時、緊張が解けてホッとしました。
台風ラッシュでデートは延期、延期。グッと堪えてJRホテルが初デートの予定やったけど・・・
まさか、初デートが病院になるなんてお互い微塵も思わんかったやろうね!今、これはこれで・・・うーん充分アリだと僕は前向きに思う!うんアリだね!全然アリだわ!
いやいやーみんなにめっちゃ迷惑や心配かけたけど、これから気を引き締めていかんとねー!今日はこの辺でーーー!バイバイ!
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